子育て、失敗しててもいいじゃないか。受け止める強さを持てばいい。

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相談の中で
「(パートナーから)『子育て失敗したんじゃない?』と言われた(泣)」
というのがあって、

私はその時は

「うん、今は現実受け止める強さがないよね。」

と返した。

その時求められていた、
期待されていた答えは

「そんなひどいこと言われるの!?」
「失敗なわけないやん。

 しっかり育ってるやろ?」

とかあたりだったのだろうと思うけど



そういう返しは一切したくなかった。

目次

「失敗」してるだろうなと思ったし、してていいと思った。


理由としては
失敗してるだろうな。
と思ったのと
失敗しててもいいと思っているから。


私の思う子育ての失敗は
【自己肯定感を損なわせること】

で、

自己肯定感が損なわれている母親が育てたら
大体その「失敗」状態になると思っている。

で、そのご相談者さんは
自己肯定感はいまだ回復していない状態だったから、お子さんも自己肯定感は低めに育っていると思う。

という意味で失敗はしているだろうと思った。
(パートナーさんがどういう意味で言ったかは知らないが

子育ての”成功”がわかるのは成人後

メンタル系とか心理系とかスピ系とか
お客さんは大体4,50代が多い

でその方たちの苦しさの根っこは
大抵親子関係にあって

子どもの頃に
親に言えなかったこと
親に言いたかったこと
が大人になって初めて分かったりする

つまり

子育ての成否がわかるのは、
成人する「までではなくて

成人して「から」である。

頑張っても、恨みは言われる。

子育て当時の恨みつらみを言われるのは
子どもが成人した後だ。

私も20代後半になってから
親に恨みつらみをぶちまけた。

我が子がまた30代、40代になったら
そのしっぺ返しじゃないけど
言われると思う。怖い。(怖いんか笑

頑張っても、恨みは言われる。


頑張ったかどうかと
失敗かどうかは関係がない。

勉強頑張ったら
必ず100点取れましたか?て言う話で

頑張っても結果が伴わないことなんか普通。

では、タイムスリップが不可能な我々に、
救いはないのか?

救いはある。と私は信じている

今、から、幸せになればいい。
今、から、自己肯定感を回復させればいい。

そして

幸せで、自分を肯定して
エネルギーある状態で
赤ちゃんをあやすくらいの余裕で
その恨みを聞いてあげられたらいいじゃないか?

むしろ、
幸せで、
自分を肯定して
エネルギーある状態になっていたら

子どもも
恨みつらみを言おうとは
もう思わないかもしれない。

子ども側の恨みの正体は
「なぜ幸せでいてくれなかったんですか?」
だと思うから

今から
自分を愛して幸せになればいい。

子どもの立場から

私が恨みつらみをぶつけた時は
一回は謝られて
(奇跡だと思った。

そのあとは
「謝ったでしょ。いつまで言うのよ。」と
大体逆切れモードでした。


なんだ、
結局わかってもらうことはできないのか。
と、すごく凹んだけれど

今思うのは、

母にとって、
その”失敗”を認めることは、
「愛してなかった」
「頑張らなかった」
と言うことに等しいのではないか。

愛してきた、頑張った、
だからこそ
謝って寄り添うことが

できないんじゃないか(仮説)



「勉強頑張りました、
でも100点ではありませんでした。」

というとき、

100点じゃなかったからって
頑張らなかったことにはならない。



この結果と頑張り(愛情)とは別物で

どんなに愛していたとしても
子どもを傷つけることはあって

自分が不安でいっぱいの状態なら
子どもにもその不安は伝染してく



不安でいっぱいの時って
その「結果」を受け止められない。

頑張ったのに!!
精一杯愛してきたし!!!ってなる。
(それと結果は別物なのに



つまりだ。



結果を受け止められる
(そうか、ごめんね。と本心から謝れる)
ような親だったらそもそも
その謝罪と寄り添いを欲する状態にならない。笑


成人後、親からの
【謝罪と寄り添いを欲する状態になっている】
としたら、その親は
【謝罪と寄り添いが期待できる相手ではない】
ということだ。




残念だ。

残念です。




でそれを腑に落としたかったら
ぶつけてみたらいいかなと思う。


私は、
”気持ちを伝えます!バンジー”が嫌いなんだけど
(赤の他人に対してやると関係を壊す可能性が高いし、相手を無視した結構自分勝手な行為だなと思うから)

親に関しては
親子という愛憎(憎笑)深い相手なら
やってみてもいいんじゃないかと思ってる。

で、絶望しよう。

何度でも。←

メンヘラ親が子どものためにできること

さっきも書いたけど

今から、
【自分が】
精一杯幸せになって
結果を、失敗も成功も
受け止められる強さを身に着けて
(というか、思い出して

「ごめんね」と
本心から向き合える状態になることが
親としてできることなんじゃないかと思う。



だから私の返答は、

「うん、”今は”、
現実受け止める強さがないよね。」

だったのです。

失敗はしてると思う。
子どもの自己肯定感を損ねてきていると思う。

でも
頑張ってきたよね、
愛してきたよね、
というのはわかる。

だから失敗してたっていい。

今から子どもと向き合える強さを取り戻せばいいから。

頑張ろう。。。
(←子育てが7か月前に始まった人

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